ドラマ「赤ひげ」に刺激を受けて

 私はNHKオンデマンドを時々見るんです。ドンキュメンタリーや特集などが主なんですが、ドラマなども結構好んで見ます。先週は、山本周五郎原作の作品「赤ひげ」というドラマを見ました。

 小石川養生所の新出去定(にいできょじょう)先生が主人公のドラマ(俳優は船越英一郎氏)なんですけれども、今の医療ドラマだと、難しい病気を治す治療技術が中心に描かれるのが多いんですが、このドラマはそれとは違って、患者たちの立ち直りに焦点を当てたドラマなんですよね。心がひねくれた人、人生がゆがんでしまった人、時には新出先生への反発心や殺意さえ抱えて来る人たちが登場してくるんです。

 その人たちが、養生所の忙しい治療の日々の中で、次第に心が変えられていくという物語なんです。養生所で過ごす中で、その人たちがいつしか本来の心を取り戻して、生き方が変わっていって、前向きに人生を歩み始めていくんです。圧巻でした。
 それを見ながらつくづく思いました。自分を取り戻して、本来の生き方を見出していく、「それこそが本来の教会の役割なんだよなぁ」って。「でも、これって全然できていないなぁ」って思わせられました。長いこと牧師をやっていながら恥ずかしいんですが、そういう明確な視点を持っていなかったなぁって、反省しきりでした。

 


 

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